アイ・コンピュータサービスには、全部で10台ほどのサーバやパソコンがあります。忙しい時にしか起動しないパソコンもあるのですが、寒い中での朝一番のパソコンの起動は、ややドキドキします。
一番ハードディスクが壊れやすいのは、30度以上の部屋で、長時間の映像の録画やエンコードなど、ハードディスクを酷使させることですが、寒いときもハードディスクの調子が悪くなります。今年の冬は寒かったので、何度かハードディスクやパソコンのファンからブーンという異音が発生し、調子が悪いことがありました。回転部分の油やグリスが固まり、何かがひっかかったような音です。また、レーザーディスクプレーヤーも、寒いときはエラーが起こり、再生することができませんでした。気温が15℃以下になると調子が悪くなることが多いようです。
ハードディスクレコーダーも、温度が低いと壊れることが多いようなので、部屋が寒いときは、急に録画をせず、部屋を暖めてから電源を入れるようにした方がいいですね。ハードディスクに録画できる温度は、5〜55℃(日立IBM製)/0〜60℃(Maxtor製)程度です。また、急激にハードディスクを暖めますと、結露することがありますので、ゆっくり室温を上げて下さい。
ハードディスクには、様々な壊れるパターンがあります。壊れ方によって、ハードディスク内のファイルを救出できる確率が変わってきます。
2006/2/7
参考:ハードディスクの完全コピー・複製・バックアップ
デスクトップパソコン用3.5インチハードディスク(HDD)を分解した写真
ノートパソコン用2.5インチハードディスク(HDD)を分解した写真
|